シンガポール在住の方、もしくはシンガポールでレンタカーを借りてマレーシアに陸路で入国する場合、2024年時点で様々なルールが厳しくなってきているのでここに記しておきたいと思う。
まずはこちらの記事を参考にしてほしい。
まず、簡単に説明すると
1)シンガポールプレートの車はマレーシア国内ではRON95(最安値のレギュラーガソリン)を給油してはならないという法律。RON97(いわゆるハイオク)ならば給油可能。
2)マレーシアに入国する際、ガソリンタンクが2/3満たされていなければ入国拒否、Uターンしてシンガポールに戻される。つまりシンガポールで満タンにしてからマレーシアに入国するのが安全。
3)ディーゼルは給油可能であるが、国境から25km以内のガススタで入れられるのは1日1回のみ、20Lまで。が、これはどうやって誰が監視していて調べるのかは不明。
というのが主な法律である。中にはシンガポールから車でマレーシアに入国して、わざわざニセモノのマレーシアのナンバープレートに付け替えて給油するというおバ●さんもいるみたいだ。もちろんお縄ちょうだいになってしまうのでやめておこう。笑
さて、なぜRON95、いわゆるレギュラーガソリンを給油してはならないかというと理由は簡単。マレーシア政府が税金を使って補助金、というか助成金的にお金を突っ込んでいるからである。多額を。つまりシンガポール人が税金も払ってないのに恩恵だけ受けてんじゃネエゼ!ってことである。
が、よく考えてみてほしい。これには最大のジレンマがある。
①マレーシアのガススタにしてみれば相手がマレーシア国民だろうとシンガポールの国籍だろうが、ガソリンがより多く売れれば良いと思ってしまうのは必然である。中にはシンガポールのプレートの車がRON95を給油していても見て見ぬふりをするスタンドも多くあるらしい。
②上記の法律を守らせよう、って言ったところでどうやってそれを管理するかが非常に不明瞭でありなおかつ不可能に近い。チェックする専門人員でも雇わぬ限りそれは不可能に等しい。よって現時点ではかなりあやふやな法律であるのは間違いない。
そしてさらに、、、2025年中盤にはなんと、こちらマレーシア国内でもRON95を購入することのできる人を絞るという法案まで議論されている。どうやって管理するのか、、、。絶賛議論中である。
マレーシアは日々法律が変わる。コロコロ変わる。本当だ。
だから余計なことを考えずにとりあえず悪いことだけはしない方が良い。その方が無駄ないざこざに巻き込まれなくて済む。ということで常にアンテナを張っておきましょう〜〜。
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