英語も通じないマレーシア東海岸の旅②カパス島編

マレーシアの食べ物

昨日の記事に引き続き今日はマレーシア東海岸の旅②カパス島編を今日は書こう!

今日はマレーシア東海岸二泊三日の旅の二日目。僕(FUMI)と嫁サンは仕事をしながら旅行をするというクセがついていてとてもスリリングで色んな意味で楽しいのである。笑

朝ごはんは宿泊している一軒家の食料販売コーナーから甘くないコーヒーを購入。そしてクアラルンプールから持ってきていたパンなどを食べた。あと、持ってきているマンゴーとかパパイヤをオリャっと切り刻んで家族3人でムシャムシャ。

有料の食料。お値段もスーパーで購入するのと全く変わらないから購入してあげた方がよい。いくつか購入した。

今日の目的は知る人ぞ知る、いや、、、おそらくほぼほぼ知られていないPulau Kapas(カパス島)に向かうことである。宿泊しているDungunから北におよそ車で1時間弱。Marang Jettyという船着場からカパス島に向かうボートが出ているのでそこに向かうぞ!

カパス島や東海岸のほとんどの島が政府によって安全性をコントロールされているので、毎年11月〜1月は島がクローズする。つまりボートも出ないし入島もできない。モンスーンで非常に波が高く危険だからである。今回は10月末、あと数日で島が閉まるという時に渡航した。果たして海は荒れていないのか、透明度はどうなのか、、。気にしてもしょうがない。とりあえず突っ込もう。

本当は朝イチ(9:00AM)のボートに乗ろうと思っていたのだが、娘がここぞとばかりに朝眠り呆けていてなかなか起きない。。。

まぁ少し遅れてしまって9:30のボートに乗る方向性にしてみた。早速車で出発。

下道は今日はガラガラ。というか元々人口の少ない街なのでこんなモンである。大型の連休になると観光地なだけに沢山くる。
Marang Jettyに到着

Marang Jettyに無事到着。車はなんていうかストリートパーキング的な場所に停める。日帰りであれば何時間駐車しても6RMである。ちなみにカパス島に一泊して戻ってくる場合は9RMである。つまり日付をまたぐと9RMである。

年季の入った駐車料金の説明表。車を停めているとオニイちゃんが近寄ってきてお金をはらう。そして領収書をもらったらバウチャーを車のダッシュボードにポイッと置いておく。が、一泊して帰る場合にはおそらくダッシュボードに乗せておかない方が良い。なぜなら「この車は今日は夜中だれもおりませんぜ!」と知らせてしまっているようなモンで、防犯上よろしくない。

次にボートチケットを購入。ここでは往復ボート料金40RMとシュノーケリングとかのパッケージ等を購入できる。おすすめは正直言ってPAKEJ A (Aコース)である。ボート往復とシュノーケリングのセット。手軽だし、、。ウチの家族はカパスに行くときはAコースを選ぶ。料金の内訳は後で一気に説明する。ちなみにボート屋さんは2つあるが、料金も同じだし出港時間もほぼ全部同じ。どっちのボート屋でも変わらんから気にせず購入してもらいたい。ボートは30〜1時間おきに出ている。

ボートチケットとシュノーケリングチケット等を購入する代理店。正直言ってどこでも料金は全部一緒だ。だからウチは一番右の店でいつも購入している。わざわざネットで事前に購入する必要もない。その場で購入しても値段は変わらん。

次に政府管轄の島なので政府にあれこれと年貢を納めねばならない。ボートのチケットとは別のカウンター(ボート乗り場のすぐ手前)に二つカウンターがあるので、両方で色々支払わないといけない。

政府のカウンター二つ。両方でそれぞれお金を支払う。

料金の内訳

・ボートチケット一人40RM(往復)
・シュノーケリング一人10RM(上記とセットの場合)
・子供はボートとシュノーケルのセットで30RM


ここまででウチの場合は大人2人、子供1人なので130RM

で、、、ここからが勝負。これ以外にとてもお高い税金を払わねばならぬのである。

日本でこのブログを見ている皆さん。例えばこの記事を読んでいて「政府管轄の島だから政府に対して入島税や自然を守るための税金がかかる」と聞くと「よし、言われる通りに支払おう!」

と思うはず。でしょ?

甘いな。

そんなお人好しの集まりだから日本の成長は止まったんだよ。これ、覚えておくと良いよ。誰が一体税金だからといってそれをきちんと支払わないといけないというルールを決めた?そして誰がそれを勝手に脳内でプロセスしてる?物事に対する違和感や疑問感が1ミリでもあれば自分で行動せねばならない。世界の基本だ。

「しきたりに従って税金を払う」と決めてんのは自分です。自分が勝手にそれを脳内で判断してるのです。政府に言われるがまま。周りがやってるからそれに従う。それ、誠に社会が成長しないマズい生き方ヨ。

ちなみに、、、同じことが他の分野でも沢山出てくるのでそれはまたその時々で語っていこうと思う。

僕は絶対に交渉する。愛を持って静かに交渉する。持ちうるテクニックを駆使してマレー語で。英語でもよい。相手だ誰であろうと。なんで税金を払わなければならないのか、なぜ外国人は現地人よりも2倍近い年貢を収めるのか、なぜ長年マレーシアに住んでんのに差別(笑)されんのか。

そのあたりを直接口に出さずに優しく担当官に交渉する。笑
その結果、、、まぁブログでは書かないけどね。ちなみにこの「交渉術」は僕も現地のマレー人の友人たちに過去30年でさまざま学んだ。驚くほど学んだ。

ちなみに正規の値段をここに記載しとくけども

・入島税:一人3RM(全国籍)
・自然保護税:一人30RM(外国人の場合)
・自然保護税:一人15RM(子供の場合)

つまり正規で年貢を収めると、家族3人では84RM納めることになる!
先述のボートやシュノーケル料金と合わせると

214RM

が正規の料金のトータルである。(日帰りで)僕は高いともう。だから交渉する。


最終的にウチが今回どれくらい払ったかはもちろんヒミツ。

まぁマレーシアって正直に言っておくと人間力や自分の本当の力が試される場所だからもし万が一マレーシアに来ることがあれば、自分の底力を試してみてくださいな。面白いよ。自分の非力さや周りの人間の力強さを目の当たりにすることができるからさ。笑

カミさんと娘。正面にチョコっと見えるのがカパス島

なんだかんだで9:30出港予定のボートは9:10に出港。この辺りテキトーである。なんせ今日は平日だから客なんてゼロに等しい。ちなみにこのボート、15人乗り?程度だがこの便は僕ら3人だけだった。笑

無事到着。旅行書にはおそらくボートで30分ほどで島に着くと書いてあるかもしれないが、実際は15分程度である。

●んだようにシュノーケルを楽しむ家族。笑

島に着いたらすぐにシュノーケルに連れて行ってもらった。なんせシーズンも終わりに近づき、他の客が皆無だったからボートの運転手にすぐに連れて行ってもらったのである。ここも交渉だね。
6月や7月と違って10月も最終週だったので水は正直ちょっと濁りが入っているかんじである。透明は透明なんだけど、若干白く濁ってる感じだが、水底まで見えるし魚は沢山集まってくるし楽しい感じ。

クウェイチャオゴレン。辛いが美味い。
チャーハン。炎の味がしてウマい。

ひとしきりシュノーケルを楽しんで疲れたら島の中央に位置するメインのビーチまで連れて帰ってもらう。カフェが沢山あるのでそこで昼メシを軽く食べる。値段も決して高くない。

飯食いながらダラダラしながらビーチで魚と戯れながら時間を過ごす。小型〜中型魚まではすぐに人間に寄ってくるから面白い。

中央のビーチは10月だけどありえんほど透明度が高くて良い。

そして1:30PMのボートで岸に戻った。実際に島に滞在したのは4時間程度の計算である。

正直言っておこう。4時間もあれば十分である。島に宿泊する場合はまた違うと思うが、灼熱の太陽の元、、、人間の限界値はそんなモンだ。8時間滞在しようなんて気はおこさないほうがよい。

が、だいたい30〜1時間に1本ボートが出ているのでどの時間のボートに乗っても良い。別に予約時に帰りのボートの時間も決めないから大丈夫。

夜は疲れ切ったので近所で見つけた中華系経営のレストランへ。

Terengganu州では珍しく、ビールも売っていたし、お酒を自分で持ち込んでいる常連も多くいた。
駐車場にはパパイヤも鈴なり

ということでこんかいは知る人ぞ知るマレーシア・カパス島の事を書いてみました!
日本から出向くのはとってもとっても地理的に大変だと思うけど、ありえないほど美しい島なので是非お時間があれば行ってみてください!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました