マレーシア在住の方々は卵の買い方で悩むこともあるだろう。日本で売られている卵よりも種類が多そうに見えて、Grade AとかBとかCとかDとか書いてあって更には各種ブランドもある。一体何がどうなってんの?と思うであろう。
まず初めに、マレーシアは卵の自給率が108%程度らしい。個数にするとおよそ130億個を年間に国内で生産している。つまりたくさん鶏様が卵をせっせと産んでくださっているということだ。隣国、特にシンガポールやブルネイなどに大量の卵を輸出している。
そしてもちろん輸入もしている。卵の主な輸入先は
1、中国
2、インド
3、タイランド
4、インドネシア
5、香港
輸入も輸出も活発ということだ。経済って複雑である!ww
さて。卵はどうやって買うのが賢いかというと、30個入りを迷わず買うのが経済的にも一番賢い。
ちなみに下の写真はマレーシア国産の卵で一般的なブランド、30個で11.3RMであった。日本円にして378円である。
30個入りで1500g。卵は個体差が大きいので結局30個全体の重さでそのグレード(重量)が確定するということだ。
ちなみに同じブランドの10個入りや15個入りはいきなり値段が跳ね上がるので注意。Grade Dの10個入りは大体7RMくらいである。仮にそれを3つ購入したとすると21RM前後、日本円にすると703円である。つまり1.8倍くらいにいきなり値段が跳ね上がってしまう。
ちなみに上の写真にDと表記してあるが、これはGrade Dということである。Gradeは卵の重さを表している。
Grade A, 65 – 69.9g
Grade B, 60 – 64.9g
Grade C, 55 – 59.9g
Grade D, 50 – 54.9g
グレードがAでもDでもさほど価格に差はない。Grade Aで大体13RMくらいだろうか。(が、在庫がない場合が多い)
卵は政府が助成金を突っ込んでいるので値段もとても安定している。いきなりどこかの国のように値段が超爆上がりすることはない。どこかの国もそのやり方を学んでもらいたいものである。
ちなみに同じパッケージの中でも黄身の色がここまで違う。笑
そしてマレーシアの卵だが、下の写真を見てほしい。
卵は一個一個とりあえず洗っておこう。保健省が「卵は洗え!」と言ってるので、まぁとりあえずそのようにしている。
僕の場合は卵洗い専門のタワシでゴシゴシと洗う。乾燥させてから保存。一応冷蔵庫に入れておけば良いが、まぁ常温でも問題ない。卵はとても長持ちする食材なのだ。半生で食べたい場合は冷蔵庫に保存しておいた方がよいであろう。
ここで一番よく議題となるのは「外国の卵は生で食べられんの?」という話である。まぁこれは個人個人の感じ方が違うだろうからなんとも言えぬが、長い間各国に住んでいた僕(FUMI)からすると卵は全然生で食べられる。マレーシアの卵も全然生でイケる。
ちなみに僕が学生の頃、30年前はマレーシアで僕は朝ご飯に卵1個しか食べてなかった。朝が弱すぎて。笑
その時は一瞬だけ卵を茹でて白身も黄身も完全生のまま食べていた。何年もそれをやっていたが一度も当たったことはない。
まぁそこは自己責任で、、、笑
ちなみにマレーシアで売っているクリーム色っぽくて白っぽい卵はフリーレンジの卵であり、値段もそこそこする。サイズも若干小さめである。こちらではKampung Egg(田舎の卵)と呼んでいる。とは言っても30個で16RM前後ではあるが。
ということで今日はマレーシアの卵事情について書いてみた!
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