酸っぱいマレーシアのはちみつ!

おすすめマレーシア土産

僕(FUMI)の両親は日本で養蜂をしている。つまりハチミツを作っている。よって僕自身もハチミツにはうるさい。w

以前の記事で、ニセモノハチミツの記事を書いたのでそちらも参考に!
https://durian-life.com/nisemono/

さて、今日はマレーシアが誇る酸っぱいハチミツを紹介しようじゃないか。

Madulutという名前のハチミツ。マレーシアのあちこちで購入できる。

まず基本情報として、マレーシアには何種類かのミツバチが生息している。街中にもいるし、もちろんジャングルにもいる。どこにでもいる。僕の住んでいるコンド(マンション)でも女王蜂のお引越し(分蜂という集団引越し)を定期的に見かける。大きさもさまざまでいわゆるみなさんが想像する普通のミツバチもいるし巨大なミツバチもいるし、、、そして超ミニサイズのミツバチもいる。目で見るのが困難なくらい小さなサイズのハチも。

さて、上の写真が今日語る酸っぱいハチミツMadulut(マドゥールッ)である。

このハチミツは黒くて小さなミツバチが集めてくる蜜である。この種類のミツバチは小さすぎて、普通のハエなんかより全然小さい。マジで目で確認するのが大変なほど小さい。マレーシアのあちこちで育てられている。30センチほどの小さい巣箱で育てられていたり、切り株を利用した巣箱なども利用されている。

そしてこの種類のミツバチはどうやら針を持たないらしく、刺されることもないらしい。

マレーシアで養蜂をしている人に会うごとに僕は話を聞くのだが、ハチミツを集めるのは大変らしい。なんせこの種のハチは小さすぎて蜜を集めてくるのに相当の期間が必要とのことだ。まぁそりゃそうだろう。おそらく3〜4ミリの体長のハチなので蜜を集めるのはさぞかし大変だろう。日本で主に育てられている「西洋蜜蜂」は1匹が生涯集めてくる蜜の量はスプーン1杯くらいらしいから、このミニサイズのハチは生涯にどれだけの蜜を集められるかは、、、たかが知れているであろう。

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さて、このハチミツの味について説明しよう。

まず最初に瓶の蓋を開けて匂いを確認すると、ウッッッッ!!こ、、、、この匂いは、、、、お酢だ。お酢にアルコールを足したような刺激臭。これが本当にハチミツなのか?と疑う匂い。むせるほどのお酢の香りである。

そしてなんだか水っぽい。みなさんが想像するようなドロッとした粘度はなく、水分が多いことが確認できる。なんていうか、、、飲むヨーグルトみたいな粘度と言えばよいだろうか、、、

だがしかし!お味の方は、、、、表現するのが難しい、、、。ハチミツだと思って口に運ぶとガッカリする。しかしながら甘さはある。トロっとしている。刺激臭はあるのだが決して酸味が強すぎるわけでもない。花の香りがするといえばする。どちらかと言うと果実的な風味がある。酸味と甘味が完全に融合している感じである。

強いて表現するならば「リンゴ酢」に似ている!粘度のあるリンゴ酢である。リンゴ酢に蜂蜜を足して二で割った感じの味である!

これはハチミツと呼ぶのは難しい。僕ならば「ハチ酢」と名付けたいほどである。笑

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僕はこのハチミツを首都から近いPangkor Island(パンコール島)に遊びに行った時に偶然出会った養蜂家から直接買った。なのでラベルもついてない。お値段は高い!日本の純正ハチミツと同じくらいである。なので完全な高級品である。購入するかとても迷ったが、ハチミツオタクの僕としては絶対に食べてみたかったので満足である。

おそらくこのハチミツの食べ方はスプーンで直接食べるとかヨーグルトに入れるかだろう。僕は直接スプーンで食べるのがおすすめ。だってやっぱり原液を食すほうが味や香りを存分に確認しつつ楽しめるからである。

そして最後にマレーシアで採取されるはちみつは種類が多い。なんせその地方によっては生息している花々が違うし、ジャングルに生息しているハチもさまざまらしい。よって多くの種類のジャングル系ハチミツを見かける。

下記の写真もその一つだ。

Madu Tualang

マドゥー・トゥアランと呼ばれるこのハチミツも有名である。

だが残念なことにまだ僕は試したことがないので、また機会があれば購入してみようと思う。

みなさんもマレーシアに来たら是非この酸っぱいハチミツをお試しあれ!!

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