今日は面白いニュースを見つけた。2025年1月23日のニュース。
それはマレーシアのTNG(タッチアンドゴー)アプリの面白い新機能、その名も「高速料金所で残金不足で立ち往生を防ぐための救済措置」である!これは僕(FUMI)が勝手に命名した。笑
さて、早速見ていこう。
TNGアプリを開く。丸印のアイコンをタップ。


すると説明書きが出てくる。
・過去にきちんと支払いをしていること
・定期的にeWalletに追加で入金していること
・TNGアプリをActivelyに使用していること
・高速のMy RFIDが車に装着されていること
・対象者には自動的にその救済機能がアプリに追加される
・いつからこのサービスが始まるかは不明
・万が一残金が足りずにMy RFIDレーンを通過した場合、一応通過できるようになる
・足りなかった分は24時間以内にアプリに課金しなければならない
・課金には利息や手数料はつかない予定
・現時点では高速料金所でしかこのサービスは行わない予定だが、今後は増えるかも
以上。つまりTNGの物理カードで高速の料金所を通るときは意味がないということだ。My RFIDのレーンにしか適応されない。
だが、これには僕個人的に非常に疑問が残る。なぜかというと高速道路の料金所での渋滞の主な理由はMy RFID(全自動レーン)が極端に少ないからだ。例えば料金所にレーンが8個あるとしよう。My RFIDのレーンは多くても2レーンしかない。下手すると1レーンしかない。さらに問題はMy RFIDのレーンにたどり着く前にその他のレーンが料金所の数キロ前から長蛇の列となり、結局My RFIDのレーンにたどり着くのに時間がかかってしまうのである。なぜなら運転する人々は料金所数キロ前なんかでどこにどのレーンがあるかなんて判別できないし、お構いなしに料金所直前までごっちゃごちゃに車がひしめき合うのだから。なのでよくある現象としてはMy RFIDレーンは目の前に見えていても、誰もその列にいないのにも関わらずに前の車たちに阻まれてたどり着けないのである。下手するとゲートの50m手前くらいでようやくMy RFIDのレーンに行ける、なんてことは全く珍しくない。
つまりまだまだまだまだMy RFIDを使っている車が圧倒的に少ないのだ。ほとんどのドライバーはTNGの物理カードを使って料金所を通る。
だからMy RFIDレーンの救済措置を作るまえにMy RFID利用者を増やす方が先決だ。これは間違いない。My RFIDで料金ゲートを通り過ぎる際、車1台につき3秒かかるとしよう。だが物理カードを使用してゲートを通るとおそらく1台につき10秒はかかるだろう。なんせ物理カードの場合は車を完全停止させてカードリーダーにタッチせねばならぬのでそれくらいはかかるだろう。なので物理カード利用者を圧倒的に減らしてMy RFIDに移行させるのが先ではないか。
そしてさらにもう一点。My RFIDは東海岸に行く高速には実装されていない、、、、、。なんだそりゃ!って感じである。結局My RFIDを自車に装着していても結局はTNGの物理カードを持っていないと東海岸には辿り着かないのだ!!笑
いわゆる2コ持ちである。両刀使いである。笑
まぁマレーシアらしいと言えばらしいが、、、。笑
ということで今後高速の料金所の革命が起こることを祈ってま〜〜〜す。
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