マレーシア、海で磯ブヨに注意

マレーシアの生き物

ブヨは世界中にいる。いろんな種類が世界中に生息しているらしい。もちろんここ熱帯雨林気候のマレーシアにもブヨが生息している。ブヨとは一体何か?それは超小さな小蝿である。家の中でプランターとかで植物を育てていると小蝿が発生することがあるが、サイズ感としてはあんな感じ。小さくて茶色とか黒の小蝿である。(少なくとも小蝿に見える)

そして日本でもそうだが海にはブヨの一種、「磯ブヨ」なるものがどこにでも生息している。僕(FUMI)は過去に千葉県に長く住んでいたが、趣味が釣りであるために釣りに行くごとにブヨに刺されていた記憶がある。もう人生で何百回刺されてきたことか。笑

さて、マレーシアに旅行に来られたら多くの方はキレイな島やビーチに行くことが多いだろう。僕もマレーシア中の海岸や島を過去30年間で行き尽くした。笑
そんな方々に注意喚起の記事となれば嬉しいかな。

さて、まず、磯ブヨに刺されるとどうなるかというと、、、。

磯ブヨに刺されたあと。10日経ってもまだこんな感じ。
ブヨに刺されると非常に痛いし痒い。掻きむしってしまった方はさらに治りが遅い。笑

と、このような症状になる。ヤブ蚊に刺されると似たような症状になるが、蚊の場合は治りが圧倒的に早い。数日でヤブ蚊に刺されたあとはなくなるじゃん?でもブヨは違う。毒性が強いのかシブトイのかなかなか治りが遅い。下手すると20日間ほど苦しむ時もある。

そして猛烈な痒みと痛み。もう掻きむしらないと我慢できないほどである。上記の写真も、赤く爛れたところは実は僕が無意識でカキカキした部分である。笑 瘡蓋になっている部分は既に治っている。だからカキカキするとこのように治りがさらに悪くなるという証明である。だから絶対にかきむしらないように工夫すべきである。絆創膏を貼るとか、メンソレータム塗って痒みをごまかすとか。

情報によればステロイド?系の塗り薬を塗ると良いとか、熱湯で毒を多少分解するとか色々方法はあるみたいがだ、人生の中で数多くのブヨに刺されてきた僕は正直そんなに意味はないと思う。刺されたが最後、治るまで我慢するしかない。マジで。つまり刺されないよう努力をするのが最も効果的である。

それでは磯ブヨを避ける方法を紹介しよう。

まず、僕の経験からどのような場所に多くの磯ブヨが「たむろ」しているかを紹介。

・テトラポッド
・磯や岩場
・海沿いの日陰となる場所
・流木の近く

・漁師の網の近く
・浮いている海藻
・漂着物全般
・魚の死骸
・クラゲ等動物の死骸
・とにかくビーチの漂着物!!

である。薄暗いところが好きな性質みたいだが、ギンギラギンの太陽の下でも漂着物とかに集まっていることが多い。あとは流木とかね。もう流木には何千匹というブヨがわいているのもよく見かける。

とにかくなんか海辺のあちこちにいるので注意。海水浴している時は水の中に入ったりすることが多いので多少はブヨの恐怖から逃れられるかも知れぬが、ビーチに寝そべる時は少なくとも周りに何も漂着物などがないことを確認した方が良い。

で、この磯ブヨだが人の血を吸いにくるのだが、吸われた時はほんの一瞬だけ痛む。なんていうかマチ針でほんのちょっとだけチクッと刺した感じだ。もしくは全く何も感じないことも多い。だから厄介である。

というか、、、「チクッ」とした感覚を感じたら「時既に遅し」である。すでに毒が体内に入り始めている。だからもうチクッとされたらどうしようもない。タイムマシンがあれば別だが。。。
だが血を吸われ続けるよりはマシなのですぐに叩き潰すか追い払おう。

問題は釣りをしている時である。岩場や防波堤、テトラ付近、もう磯ブヨはどこにでもいるし、釣りをしていると集中するあまり体を動かさないことも多い。同じポーズでじっっっとしているとブヨの格好の餌食になってしまうので注意。

そしてブヨは賢い。僕の経験から語ると皮膚の薄い手の甲とか指、足の甲などを狙い定めてくる。なので釣り人は最低でも長袖長ズボンと靴、そしてできればグラブも着用して守ろう。そうするともうスキーでも行くんか???っていう服装にはなってしまうが、それくらいでちょうど良い。

とは言っても刺されたら仕方ない。まぁ命を落とすわけでもないので刺されたら刺されたで患部が治っていくプロセスをじっくりと観察する以外方法はないだろう、、。

ということで皆さんも海に行く時は最新の注意を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました