英語も通じないマレーシア東海岸の旅①

マレーシアの食べ物

マレーシアの東海岸、Terengganu州、Pahang州、Kelantan州。どこまでも続く透明で青い海。

僕(FUMI)はこの辺りが大好きである。30数年前にマレーシアに初めて来てからと言うもの、東海岸はほぼほぼ制覇したと言っても過言ではないかもしれん。

日本から直接行くのは地理的にもとても難しいのは確かである。まずは移動手段が車でしか不可能なのでレンタカーを借りるしかない。が、マレーシアの運転に不慣れな方には絶対におすすめできない。ツアーでは超有名な街にならば行けるかもしれぬが。

どこまでも続く海岸。掘っても掘っても白い砂しか出てこない。(Dungunにて)

観光客に絶大な人気を誇るRedang島やPerhentian島などの超有名観光地もある。

だが僕も家族もこれらの有名観光地にはあまり興味はない。興味があるのは小さな名も知れぬ街々である。家族の休みがピッタリあったら二泊三日程度ですぐに車を飛ばす。ホテルではなくだいたいAirBnBで一軒家を借りるのが楽だ。チェックインやチェックアウト時に人と会う必要もなく、ゆったりと過ごせるからだ。

マレーシアの首都クアラルンプールから車で3時間ほどでクアンタン。そこで昼食を食べて北上。2時間ほどでクアラ・トゥルンガヌに着く。

ちなみに僕の家族は大抵の場合、このようなプチ旅行をするときは出発前夜にどこに行くか決めてソッコーでAirBnBを予約して翌朝早朝にでかける。あまりにも事前準備できない旅行ばかりである。なぜなら直前まで予定がわからぬことが多いからである。

クアンタンの888というフードコート。僕の家族は必ずここに立ち寄ってから半島を北上する。
最近、888フードコートは拡張して888-2というセクションができた。笑
KLよりも10%ほど安い価格である。味は普通にうまい。
フードコートの基本は混んでいる店を狙うことかもしれない。

今回はクアンタンとクアラ・トゥルンガヌの中間辺りに位置する街、Dungun(ドゥングン)に行った。

特に何があるという街ではない。と言うかむしろ何もないからそこに行くのだ!笑

クアラルンプールに住んでいると大都会であるからして、いささか疲れる。なのでたまに大きな一息をつくために何もないところに行くのだ。

ちなみに今回は10月後半に行ったのだが、10月後半はすでにマレーシア東海岸はモンスーンの影響で波が高く、雨がかなり降り続く季節の始まりにあたる月である・・・と旅行書にはおそらく書かれているであろう。が、僕の家族はそれらをガン無視して東海岸に出向く。運が悪ければ二泊三日は全て雨にやられるが、運が良ければギラギラ太陽。という具合である。さて今回の運はどうなることやら。

高速もガラガラ。今回は珍しく1回も事故に遭遇しなかった。
本当に海岸には見渡す限り誰もいない。

今回はDungunの小さな小さな平家の一軒家を借りた。AirBnB様バンザイ!格安だし、キッチンもついているし洗濯機ついてるし全部屋にエアコンついてるし、お湯のシャワーは出るし(俺は必要ないけど)テレビはあるし(見ないけど)Wifiはあるし駐車場は広すぎるし海岸まで歩いて100mだしなぜか家の中に食べ物が沢山あって「食べたら食べた分だけテキトーにオンラインでお金払ってね!」的なサービスだし、至れり尽くせりの家である!

家の中には食べ物や飲み物が、、、食べた分だけ電子マネーで支払うシステム。緩すぎる!笑
今回借りた小さな家。見かけよりも内部は広かった。

とりあえず家にチェックインしたらちょっと仕事して(笑)その後すぐにビーチへ。100mくらい歩くとすぐにビーチである。もちろん透明な海なので家族3人で泳ぎまくった。この地域は遠浅の海なので子供でも余裕だが、波が強い日だと危険なので泳ぎに自信がない方々は足をつけるくらいにとどめておいた方が良いだろう。

ちなみに初日はギンギラギンの太陽であった。スコールは降ったけれど30分ほどで止んだのでラッキーである。モンスーンの時期は下手すると1日雨が降り続くからだ。

そして海で遊び疲れたらそろそろ夕飯の時間である。
特に僕の家族は事前にレストランとかをリサーチしない。めんどいからだ。現地に行って車を走らせて探す方が100倍楽しい。

今回は現地のスーパーを覗き見したあと、海側にある良さげなマレー系レストランを見つけたので突っ込んでみた。

4皿おかずを頼んだ。それとジュースを一人1杯。もちろん酒は売っていない。
エビの激辛ソース炒め
牛肉の激辛ブラックペッパーソース炒め
マレーシア名物カンコン・ブラチャン(空芯菜のエビ味噌炒め)もちろん激辛
激辛トムヤムスープ、鶏肉入り
スープも何もかも皿にぶっかけて食うのがマレーシアのスタイル。安定の激うまである。
このレストランは猫が20匹くらいいて、お客から激辛のおかずを沢山もらっていた。笑

もちろんこのレストランも英語は通じなかった。一言も通じない。だがウチの家族はカンケーなく突っ込む。どこにでも突っ込む。まぁマレー語がわかるので問題はさほどない。というか仮にマレー語ができなくても身振り手振りでなんとかなる。それくらいテキトーに突っ込まないと海外生活は全くつまらない。

ちなみにここトゥルンガヌ州はマレー語の訛りがかなり激しい州である。一つだけ知っていると得するトゥルンガヌのスラングを教えておこう。

Bereh Boh!!! (ベゲ〜〜ボゥ!!)

Berehというのは英語ではsettledとかconfirmedという意味である。bohはbossが訛った言葉。

直訳すると「完了、社長サン!」とでも言っておこうか。
つまり意味合いとしては「No problem!」とか「All good!!」という意味で使える。

ちなみに今回の夕飯は3人合計で53RMである。日本円で1859円である。うーむ、2024年の現状で語らせてもらうと脅威の意味のわからぬ円安だから日本円に直すと普通だなぁ、、。格安だとは感じないなぁ。3年前くらいだと1300円くらいだったのになぁ。笑

とはいえ、クアラルンプールに比べると安い。これだけの量を食べると普通に80RMはかかるからね、KLだと。

ということで初日は主に移動とビーチの1日だったのでした。

さて、明日はどうしようかな、、、。

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