マレーシアには熱帯雨林独特の動植物がワンサカと生息している。特に蝶などは世界中から研究者が集まるほど珍しい種類の蝶がたくさん生息している。
そして珍しい虫も。僕（FUMI）も首都のクアラルンプールでさえ珍しい3本ツノを持つメタリックブルーのカブトムシを見たことがある。
先日クアラルンプールの東側、ちょうどZoo Negara (国立動物園)のあるあたりの森の中でキャンプに行った。クアラルンプールの東側は山になっているので自然に囲まれた良い街なのである。夜中にキャンプ場を歩いていると面白い鳴き声に出くわした。もちろん周りは真っ暗なので何の鳴き声なのかはわからない。
ちょうど30年ほど前に僕がSarawak州（サラワク）という州に旅行で出かけたときにも同じ声を聞いたのを思い出した。サラワク州とはマレー半島ではなくボルネオ島（通称カリマンタン島）にある州で、オランウータンとかがいるジャングルっぽい場所だと思ってもらえるとちょうど良い。
そう。それは毒ガエルの鳴き声なのだ！
犬の鳴き声に瓜二つで、普通に考えるとカエルとは思えない鳴き声。ちょうど30年前、まだマレーシアにきたばかりの僕はそのツアーガイドが言ってることに驚いた記憶がある。ジャングルの湿地帯に無限の数の毒ガエルの鳴き声。真っ暗闇の中で感動したのを覚えている。
それを首都、クアラルンプールでも聴けることに今回はさらに感動した。
Sarawak州のジャングルでは、その昔第二次対戦中に日本軍がそのジャングルまで辿り着き、しかしながら力尽きて生き絶えた兵隊が多くいたとのこと。小さな祠の中には、今でも遺骨やヘルメットなどを見ることができる。なんだか悲しみややるせなさが入り混じった感情をその当時の少年ながらにして感じた記憶もある。
さて、そんな毒ガエルの鳴き声、下のリンクから確認してみてください！！
http://durian-life.com/wp-content/uploads/2024/08/13a4fa8a-bda4-4af1-909d-f1cf5b9b1b49.mp4
マレーシアは大自然の楽園。みなさんも是非ご自身の目でこの地球の素晴らしさを肌で感じてみましょう〜〜。
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